課題研究発表会
12月21日（木）に課題研究発表会が行われた。課題研究は総合的な探究の時間の一環で実施している。１、２学年合同で行っているのが本校の特徴だろう。
7月に生徒が研究テーマを設定する。今年は「忍者になりたい」「海外の若者言葉から、文化の違いを探ろう」「新しいボードゲーム・スポーツを考えよう」「身近な材料から紙とインク、そして本を作ろう！」など、３０の研究テーマがあった。また、課題研究の運営も生徒が行い、これもテーマの1つとして設定された。
テーマ「急がば回れ ～パラドックスって何？～」では、『眠り姫のパラドックス』について、表計算ソフトを活用して実験している班の発表があった。また、テーマ「Chat GPT は本当に優秀か」では、各教科ごとにChat GPTに問題を解かせ、修猷館の生徒とどちらが優秀かを論じていた。
研究活動がうまくいった班、そうでない班さまざまである。うまくいかなかった班もその反省を次年度に生かすことができる、これが１、２学年合同で実施しているよさだろう。研究の中で数学や理科などの知識を使う場面も多い。課題研究が普段の学習の重要性を再認識するきっかけになった生徒も多いのではないだろうか。