第2学年研修旅行
１１月１４日（月）から２泊３日の日程で第２学年の関東・東北研修旅行が実施された。今回の研修では、３コースに分かれて実施した。それぞれのコースの行程や感想は以下の通りである。
富士箱根コースは、鎌倉や箱根関所等の歴史的価値のある場所や、青木ヶ原樹海や大涌谷等の富士山周辺の大自然を感じることができる場所を訪ねた。今回の研修を通して、過去に授業で学んできた歴史や自然を体感できてとても面白い経験になった。また、少ない時間の中で自分たちで計画を立て活動すること、至極当然であるが時間を守ることの難しさを学ぶことができる３日間となった。
文化歴史コースは、鎌倉や日光、那須高原などを訪問した。鎌倉では大仏の荘厳な御姿に深く感動し、また鶴岡八幡宮の鮮やかな朱色と極彩色の模様に心を奪われました。日光では、残念ながら霧が出ていて中禅寺湖を眺めることはかないませんでしたが、霧の中轟音を立てて流れ落ちる華厳の滝の雄々しさに心を動かされました。日光東照宮にも参詣することができ、純白の胡粉の上に金箔が張られさらに繊細かつ華麗な彫刻が施された陽明門はその名の通り、一日中見ていられるほどでした。このように当に贅沢な研修旅行となりました。
福島コースの研修内容は会津若松での自由探索、果樹園の訪問、福島県立磐城高校との交流と多岐にわたり、福島の歴史や文化、自然について深く学ぶことができた。特に、現地でのフィールドワークを通して行った実体験の伴う震災学習は東日本大震災についての認識を大きく改めるものとなった。私たちはそこで復興に向かう人々の尽力と希望を見た。