吹奏楽部

本校吹奏楽部は昭和２６年に「オーケストラ部」として創部され，後に「吹奏楽部」と改称され現在に至ります。
吹奏楽部は１２のセクション【打楽器，コントラバス，フルート，オーボエ，クラリネット，サクソフォン，ファゴット，トランペット，ホルン，トロンボーン，ユーフォニアム，テユーバ】から成ります。それぞれの楽器が異なる奏法によって，異なる音色を奏でながら１つの集合体（バンド）をつくっています。これらの楽器は異なりながらも共通している点があります。それは，その楽器を奏する人間の筋肉運動との完全な相関関係において音が奏でられるということです。デジタルサウンドとは違い，人間の身体を駆使することでそれ相応の音を発することができるのです。吹奏楽の本質的な魅力はその点にあります。「自らの身体とサウンドとの関係」，延いては「その身体に影響を及ぼす心の持ち方とサウンドとの関係」を日々追求しているのが吹奏楽部です。質の高いサウンドを奏でることを目指しながら，まさに自分自身と向き合っていると言えます。修猷館高校吹奏楽部は，部員一人ひとりがそのような自己と向き合うことを大切にしつつ，他者へ思いを寄せながら，日々精進しています。