6月11日(木)、2年生全生徒が博多座にて歌舞伎鑑賞をおこなった。「八代目尾上菊五郎襲名披露 六代目尾上菊之助襲名披露 六月博多座大歌舞伎」と題された公演の昼の部、「一、寿式三番叟」、「二、車引」、「三、茨木」を鑑賞した。
「遠くから見ていても伝わる豊かな表現に圧倒され感動した。」「重そうな衣装をつけて片足で微動だにせず見得を切れるなんて筋トレが凄そう。」「『音羽屋!』などのかけ声がテレビと同じだった。」「独自の世界観やタイムスリップしたような感覚が新鮮だった」。「見得や隈取だけでなく、動きや言葉の細部まで美しく、江戸時代から愛されている理由が分かった。こんな文化を持つ国に生まれて幸せ。大人になったらまた絶対観に行くと決めた。」などの初々しい感想もあれば、「感情豊かな歌声、大胆かつ繊細で滑らかな舞、和楽器やツケ、足音から成る音楽、すべてが統合され『歌』、『舞』、『伎』が完成すると感じた。」「動きの緩急による静と動のメリハリに、西洋のオペラとは全く違う日本特有の美を感じた。」などの分析的なものもあった。
特に、平安中期の武将・渡辺綱が羅生門の鬼を退治したという伝説に基づいた舞踊劇「茨木」では、斬られた腕を取り戻しに来た鬼と斬った人間との巧妙な心理戦や立ち回りの迫力には多くの生徒が身を乗り出していた。 役者の演技や舞いに加え、音楽、化粧、衣装、舞台展開まで、プライベートではなかなか体験できない日本独自の総合芸術に触れる有意義な行事となった。

