11月1日(土)に「総合的な探究の時間」の取り組みのひとつである出前授業が実施された。平成14年度に始まり、今年で24年目となる取り組みであり、生徒のそれぞれが自身の関心の範囲を広げ、深めることを通じて、自らと社会や学問との関わりについて考える機会となっている。
今回は、4組の新しい講師から24年連続参加の講師まで、各界の第一線でご活躍の講師を多数お迎えし、計51講座を開講することができた。本校の卒業生に限らず、様々な分野から集まってくださること、継続的に関わってくださる方が多いことが本校の出前授業の特徴で、本校にとっての大切な「財産」のひとつとなっている。
講義の内容や形式は、充実した講義、実演、実習、グループ討議など、実に多彩である。各生徒は、自分の希望する講座を2コマ受講することになっており、参加希望の講座を選択する際に、講座一覧に目を通すだけでも、社会や学問の広がりや深まりを垣間見ることができる。さらに、当日の授業に参加し、活発に議論したり、講師に質問を投げかけたりすることで、授業内容はもちろん、個性あふれる講師の先生方の佇まいからも多くを学び、自らの在り方や生き方を考えることになる。
生徒がそれぞれに感じ、考えたことは、各自がレポートにまとめ、そのすべてを講師に送付して読んでいただいている。また、講座を担当した本校の職員やクラス担任もそれらに目を通している。本校生が、日頃の学校生活の中でどれだけの「目」や「耳」を鍛え、どれだけを吸収する力を培ってきたかを感じ取り、自らの教育活動を振り返る機会にもなっている。そのような意味で、生徒だけでなく、本校の教職員にとっても、意義深い刺激となる一日であった。

