入学式

記事公開日:2024年4月9日

 4月9日、正門の桜が例年よりも永く優雅な花をのこしているなか、
創立240周年を迎える本校に440名の新入生が入学した。
 新入生諸君、入学おめでとう。
 大きな夢を一つ叶えた努力を讃えるとともに、新たな学び舎でのさらなる飛躍に期待したい。

式次第
 1 開式の辞
 2 国歌斉唱
 3 入学許可
 4 館長式辞
 5 孔子像紹介
 6 祝 辞
    PTA会長
    同窓会会長
 7 学年団紹介
 8 学年主任挨拶
 9 館歌紹介
10 閉式の辞

令和6年度入学式 館長式辞(骨子)

 天明四年(一七八四年)、黒田藩の藩校である東学問稽古所修猷館として開校した本校は、今年で二四〇周年を迎える。創立以来現在に到るまで「修猷館」の名をつなぎ、自由・自立の精神にあふれた校風のもと、これまで多くの有為な人材を世に出している。
 新入生の諸君は、学業だけでなく、様々な活動に本気で立ち向かってほしい。本気で取り組むことによって、自分の成長が確かに感じられるはずだ。
 また、修猷館では人でしかできない、人と人との関係でしか経験できないことを大事にしている。様々な行事は、生徒自身の手で作り上げ運営されており、自らの頭で考え、信頼の上で人を動かし、組織を動かすという、まだ人間にしかできないと言ってよい、いわば泥臭い営みの中で動いていく。それは自由な中にも責任が伴うが、その経験の中でしか学べないことも多い。