キャリア形成(進路部)

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1.キャリア形成に向けて

高等学校での進路に関する目標は、「これからの人生をどのように生きていくか」ということに真剣に向き合い、その方向性を模索することです。本校では、
「自分の能力適性、興味関心について認識し、自己理解を深めること」
「将来どのように社会に関わるか方向付けをすること」
「自己実現に向けて、主体的に努力すること」

の3つをテーマとして、様々な活動を行なっています。この3つのテーマは、短い時間で簡単にクリアすることはできません。しかし、自分を変化させる意識をもち、「成長」という形で自分を変化させ、将来のためにすべきことを先延ばしにせずに着実に前進していけば、時間とエネルギーはかかりますが、未来の自分の可能性を大きく広げることができます。本校での様々な経験をもとに、「何になるか」に加えて、「何をなすか」よく考えながら、高い志をもって生活して欲しいと願っています。

2.キャリア形成のための活動について

(1) 将来について考える機会となる活動
 ① 卒業生キャリアセミナー
5月の創立記念行事の日に、本校を卒業して30年を経た卒業生(先輩)から、高校時代の話や現在の職業についてじっくりと聞くことができます。様々な分野で活躍されている先輩による約40の講座から一つを選び受講します。進路や人生に関する疑問・質問に親身になって先輩達が答えてくれます。

 ② 進路説明会
文系理系、学部学科、大学、入試制度等について学ぶことができます。現状を確認し、卒業までの高校生活を見通す機会となります。

 ③ 出前授業(1・2年) 大学や社会で活躍している講師の先生に講義や実習を実施していただきます。自分が興味をもつ分野から希望する講座を選択して受講します。新たな専門的知識を得ることができる講座が多数あります。

(2) 進路実現のために努力する機会となる活動
 ① 補習・課外
   学期中・・・・・3年生のみ、放課後課外16:30~18:10の100分間を実施
         ただし、定期考査前1週間と実力テスト前2日間は中断)
         1・2年生については、課外は実施しません。
        正課授業の予習・復習をしっかり行い、基本的な学習習慣の確立を目指します。

   夏季補習・・・1・2年:14日間程度実施 / 3年:18日間程度実施

   冬季補習・・・1・2年:4日間程度実施 / 3年:6日間程度実施

3年生の補習・課外では、大学受験を意識した講義・問題演習を実施します。1・2年生の補習では、正課授業で学習した内容をさらに深めるための講義・演習を実施します。よく理解できていないまま先に進まなければならないこともあります。あきらめるのは簡単ですが、分からなくても頑張り続けることが重要で、その積み重ねが将来の可能性の大きく広げます。

(3) 自分を知る機会となる活動
① 実力テスト(全学年)、修猷模試(3年)
実力テストは、各教科で与えられた課題を中心に出題されます。範囲が広くやや難しい問題が出題されますので、学習計画をたてて自主的に学習を進める必要があります。2年生前期までは国数英、2年生後期以降は理社も実施します。修猷模試は、現在の大学入試を踏まえ、本校の教員が作成したオリジナル問題が出題されます。2年生からは、文系理系別に成績集計を行いますので、各類型での自分の位置を確認することができ、「進路の手引き」を用いて東京大学、京都大学、九州大学等の合格可能性を確認できます。

② 外部模試(全学年)
実力テストは、各教科で与えられた課題を中心に出題されます。範囲が広くやや難しい問題が出題されますので、学習計画をたてて自主的に学習を進める必要があります。2年生前期までは国数英、2年生後期以降は理社も実施します。実力テストは、各教科で与えられた課題を中心に出題されます。全国における自分の実力を確認することができます。また、志望する大学の合格可能性を判定することができます。1・2年生で3回程度、3年生で6回程度、全生徒を対象に受験を推奨しています。また、希望者を対象に1・2年生にはハイレベル模試を、3年生には大学別模試を案内します。小論文入試に対応するため、2年生では小論文模試を案内しています。