アメリカ海外研修旅行

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アメリカ海外研修













 7月13日より、本校の14名の生徒はアメリカ東海岸にて、およそ1週間の研修に参加した。 日米の違いや繋がりのなかに、私たちの未来に向けて、大切なものは何かを見ることができた研修であった。 

 1日目 本校卒業生の長浜氏、前川氏との交流。VesselからHigh Lineまでを案内していただいた。人々の振る舞いや街並みは非常に新鮮に感じられた。

 2日目 コロンビア大学を訪れた。日米の教育の違いだけにとどまらず、様々なバックグラウンドを持つ人々と共に行動する上で偏見を持たず、個人をよく理解することが大切だと学んだ。午後はメトロポリタン美術館での芸術鑑賞及びアラジンと魔法のランプのミュージカル鑑賞。

 3日目 国連本部を訪れた。施設内を案内していただく中で、SDGsの相互関連や国際社会の問題を解決するために大切なことを学んだ。国連職員の小野さんからは、キャリアや国連職員としての仕事に限らず、国際社会における日本の役割など多くのことを教えていただいた。自分たちにできることは何か深く考えさせられた。 午後は現地学生との交流。英語が達者ではない者も多い中で、なんとかコミュニケーションをとることができた。現地のことや日本の好きなところなどを話した。次第に英語を口に出すのが楽しくなっているように感じ、とても良い経験だった。

 4日目 ワシントンD.C.への移動。ペンステーションで物乞いに遭遇する生徒もいた。多様性にあふれた都市であることを最後まで感じずにはいられなかった。 その後リンカーン大統領の記念堂などを訪れた。 夜は海外で活躍される当校の先輩方に、高校時代のお話やこれまでの道のり、海外で働くことの意味を聞いた。将来海外で働きたいと考えるようになった生徒も多かったのではないか。

 5日目 硫黄島の記念碑を見学した。悲惨な記憶として日本では語り継がれる戦争は、アメリカの大衆にはどのように映るのだろうか。 その後、日本大使館を訪れた。外交官の黒石さんからお話を聞いた。日本にいるだけでは一面的に捉えることしかできない日米同盟の影響力や、国際社会の現在進行形の動向をお聞きして、見識が拡がった。

 6日目 キング牧師の記念碑を見学。彼の黒人のリーダーとしてではなく、アメリカのリーダーとしての誇りを見たような気がした。 その後、西日本新聞DC支局の金子さんよりお話を伺った。銃規制の問題や国民皆保険制度の問題など、日本では当たり前に話が決まるようなことが簡単に決まらないことには、政党と協会のつながりや国民の歴史など、多くの背景が潜んでいることを知った。それらをよく知り、より深く相手を理解することは大切だと思う。

 7日目→8日目 日本へ帰国。

 今回の研修を通して私たちは、日米の共通点や違いはもちろん、どのように世界を視るべきか、 その中で私たちは何をすべきなのかを考えるきっかけを手に入れることができた。これからの国際社会に何が求められるのか考え続けて行きたい。


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