予餞会
３月４日、予餞会が実施された。以下の文章は、今回の予餞会の生徒発言で司会を務めた、１年生の吉本くんが寄稿してくれたものである。
例年、本校の予餞会は毎年１月の最終金曜日に実施され、講堂に全学年が集まり、３年生はこれまでの修猷生活を振り返って１・２年生に伝えたい想いを、１・２年生は３年生への感謝の想いを、それぞれ演芸や語りを通して伝えていくということが伝統となっている。今年もこの形態で開催したかったが、新型コロナウイルスの影響で開催日は卒業式前日の３月４日、講堂には３年生と２年生の半分だけが集まり、時間短縮による演芸中止という形での開催となってしまった。
様々な変更がある中で執行部１人ひとりが素晴らしい予餞会になるよう準備をしてきた。前日のリハーサルでは、一通り流す中でうまくいかない部分もあり、帰った後も動きの確認を何度も行って本番に臨んだ。
当日は、初めに館長先生よりお話をいただき、その後３年間の修猷生活のスライドが上映された。時には笑い声なども起こり、３年間の思い出が蘇ってきたのではないかと思う。生徒発言では、前半から多くの生徒が発言を行った。３年生からの想いはとても強く１,２年生の心に残っていると思う。後半の発言では非常に発言希望者が多く、発言することができない生徒も出てしまった。しかし、それだけ多くの生徒が発言を希望したことは本当に素晴らしいと思った。先生講話でも英語科の永嶋先生より３年生へ思い出やエールの言葉が贈られた。
今回の予餞会で １,２年生はそれぞれ様々なことを感じ、考えたと思う。この感じたこと、考えたことをこれからの修猷生活に生かしてほしい。そして、３年生はこれからそれぞれの道で「世のため、人のため」に活躍されることを心から願っている。