文化講演会
11月19日(金)本校講堂にて「文化講演会」が開催された。
講師:ニュート株式会社 代表取締役社長
家本賢太郎(いえもとけんたろう)氏(39)
演題:『ぼくが15で社長になった理由』
本校の秋の恒例行事となっている文化講演会は、各界で活躍されている方からご講演をいただくことで、修猷生の文化的素養を高め、その志を確たるものにする貴重な機会となっている。今年度は、ニュート株式会社の代表取締役社長の家本賢太郎さんをお招きし、ご講演いただいた。
家本賢太郎さんは、中学校の2年に在学中、脳腫瘍の除去手術を受けられたが後遺症で車椅子生活となられた。入院中パソコンに親しまれたことがきっかけで、インターネットで仕事をすることを決断された。中学校卒業後、15歳で起業、レンタルサーバ事業を始められた。早稲田大学大学院修了後は、内閣府の男女共同参画会議を長い間勤められた他、現在、福岡では自転車シェアリング(レンタル)サービスの「チャリチャリ」を展開されている。
家本さんは、生徒たちに伝えたいこととして、「世界を知るために自分の街を知ること」「世界は小さくなっており、世界を自分の目で見ること」「好きなことでいいこと」「人は人、自分は自分と考えること」について自分の経験を交えて語られた。講演会後の懇談会では、集まった40名を超える生徒たちからの多くの質問にも快く答えていただいた。