応援歌伝承会
12月17日（木）、1年生を対象に「応援歌伝承会」が講堂で行われた。1年生と本校卒業生が修猷館の応援歌を通して交流を図るとともに、本校諸先輩の足跡を知り、本校の歴史と伝統を継承していくことを目的としている。今年は9名の先輩方にお越しいただいた。
〔内容〕
１ 学年主任挨拶
「本校の館歌は1923年に誕生し、それ以来変わることなく先輩方によって歌い継がれてきた。100歳の先輩がいるとしても、君たちはその先輩と同じ歌を同じように歌えることになる。」館歌の歴史の重みを感じる挨拶となった。
２ 先輩講話
本校S45年卒の玉井輝大先輩から講話をいただいた。「館歌の一番から三番までのそれぞれの最後の一節が、ずっと身にしみている」という印象深いお言葉から始まり、国際的に、そして様々な分野でご活躍された経験に基づく含蓄のあるお話から、修猷館の歴史にまつわるお話、そしてお薦めの書籍まで、修猷で身に付けるべき教養の視野が大きく広がる貴重なお話をいただいた。
３ 館歌視聴
今回は、新型コロナウイルス感染対策のため、DVDの映像に合わせて心の中で斉唱した。
４ エール
応援団長の指揮のもと、エール（手拍子のみ）を送った。講堂の凜とした空間に、団長の力強いエールが響き渡った。
５ 生徒代表謝辞
1年10組の新井天丸くんが先輩方に謝辞を述べた。 修猷生としての在り方を自覚する時間となった。
なお、今回の伝承会のために、S29年卒の堤田智先輩よりビデオレターをいただいている。後日、1年生で視聴させていただくことになっている。 この伝承会は、1年生にとって修猷館の歴史や伝統を知り、感じ、考えることによって真の修猷生に近づく機会となった。