出前授業
１１月２日（土）に「総合的な学習・探究の時間」の取り組みのひとつである出前授業が実施された。平成１４年度に始まり、今年で１８年目（２０回目）の実施となった。生徒それぞれが自身の関心の範囲を広げ、深めることを通じて、自らと社会や学問との関わりについて考える機会となっている。
講師は各界でご活躍の方々で、１コマが１００分（８５分の授業と１５分の感想文記入）、１限に２６講座、２限に２７講座が開講された。充実した講義、実演、実習、グループ討議など、内容や形式は多彩で、講座一覧に目を通し、参加希望の講座を選択するだけでも、生徒は社会や学問の広がりや深まりを垣間見ることができた。さらに、当日の授業に参加することで、その内容だけでなく、個性あふれる講師の方々の佇まいからも多くを学び、自らの在り方や生き方を考えることになった。
同じ「総合的な学習・探究の時間」の中で実施している「課題研究」では、今年度、取り組むべき課題を生徒自身が見つけ、周囲に提案してチームを作り、主体的に探究活動に取り組むものとなるよう実施方法の改訂を行った。今日の出前授業での経験は、この「課題研究」にもつながっていくものと思われる。