第1学年創志研修

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第1学年創志研修




 4月25日~27日に、1学年の創志研修が行われた。
 25,26日は校内で、27日は油山市民の森と校内で研修が行われ、以下のことを目的にクラス、グループ、個人で様々な活動を行った。
(1)これからの学校生活の中で、より深い思考や行動ができるようなきっかけとする。
(2)クラスでの討議や共同作業、学年での討議などをとおして、お互いの関係性を深める。
(3)修猷館の歴史や歴史上重要な役割を果たした人物を学ぶことにより、「不羈独立」や「質朴剛健」を体現することの大切さを理解する。
(4)学びの本質とは何かを考える。
(5)雄大な自然の中での協働型研修をとおして、切磋琢磨できる集団をつくる。
 
4月25日(水)
 開講式での館長あいさつでは、会津藩の什の掟の結びに必ずある、「ならぬものはならぬのです」という言葉を引き合いに、「自分の基準を破りそうなとき、自分自身を押さえられるかどうか。それが多くの人と関わりながら生きていく中で、重要になる。」という話をされた。また、「夢(目標)を「目指す」ことは誰でもできるが、夢(目標)を「狙う」という言葉は、そこまで自分を高めた者のみが使えるものである。その高みまで自分を導いてくれるものが、修猷の掟であり、伝統・文化である。それらについて、学び、考えを深める3日間としてほしい。」と、3日間の研修で多くを学ぶよう、激励された。
 学年主任のあいさつでは、この学年が夢を語れる集団でありたい、そういう集団になれるように、自分たちの研修を自分たちでつくるという姿勢を臨んでほしいと話された。
 まず、「研修①~深めるⅠ~」では、DVD「筑前藩校絵巻」を鑑賞し、藩校修猷館が設立された歴史を学んだ。「研修②~深めるⅡ~」では、「修猷山脈」と形容される豊富な人脈の中から、貝原益軒、金子堅太郎、広田弘毅、中野正剛、緒方竹虎など、修猷が輩出した偉人5人が紹介された。「研修③~深めるⅢ~」では、学びの本質について、文系と理系の教科の先生が、それぞれ話をされた。「研修④~語るⅠ~」では、本校の卒業生の岡さんと宮本くんから話を聞いた。自分の道を進み、挑戦すること。視野を広くもち、今やるべきことをやる。自分の考えをもつ。語られる言葉の一つ一つに、修猷で過ごして培った経験に裏打ちされた重みがあった。「研修⑤~私について・私たちについて~」では、「主体的に学ぶとは」「人との関わりについて」をテーマに、自分の意見をまとめる時間をとった。ここで考えた内容を元に、2日目のクラス討議を行う。

4月26日(木)
 研修は学級の協働型研修、ペーパータワーチャレンジから始まった。これは、A4用紙20枚でできるだけ高いタワーを作る活動である。15分の作戦タイム後、タワー建設に20分。タワーが倒れる度に、歓声や悲鳴が上がる。タワーが高くなるにつれて、生徒は窓から入る風や、人が起こす風に神経質になっていった。息を止めて紙をのせていく。制限時間終了時に一番高い状態になっているグループもあれば、直前に倒れてしまうグループもあり、結果は様々だった。後半は、グループのメンバーを入れ替えて再チャレンジ。2度目の作戦タイムのあと、再びタワー建設に入った。前半1位のタワーのアイデアを借りるグループもあれば、オリジナルのタワーを作るグループもある。結果は、オリジナルのタワーを作ったグループが1位だった。生徒たちは、楽しみつつも、意見を出し合って協力することの大切さを学んだようだった。
  その後、「研修⑦~語るⅡ~」では、前日に考えた内容をグループ内で出し合い、さらにクラス全体でまとめ、「研修⑧~語るⅢ~」で各クラスのクラス委員が意見を発表した。ここからは自由発言となり、学年の前で発言したい生徒が列に並んだ。自分の夢を語る者、他のクラスの意見を踏まえて、自分の意見を発表する者、三者三様の発表だった。この「語り」は、自分の意見をもち、それを伝えようとする者、それを受け入れ、自分の考えを元に判断する者、両者がそろい、作り上げた雰囲気の中でしかできないものだったように思う。こういった雰囲気を持ち続けることが、学年を醸成し、修猷生として「語り」の文化を引き継いでいくことにもなるのではないだろうか。
 
4月27日(金)
 「研修⑨オリエンテーリング」と「研修⑩~これまでを振り返り、これからを志す~」を行った。油山市民の森では、地図とコンパスを渡され、地図に書いてある番号の地点を目指した。その地点にあるアルファベットを書いて、提出し、合っていた数でグループの得点が決まる。出発する前から、コンパスの使い方に戸惑い、紙の地図に慣れていない様子だったが、グループで話し合い迷いながらも何とか目的地点に到着していったようだった。
 
 3日間の研修で、修猷の歴史から学んだり、他者から学んだりしたことをさらに自分の中で深める機会が多かった。その機会を普段の生活の中にも見いだし、豊かな修猷生活を送っていってほしい。


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