暴力団排除・薬物乱用防止教室
2月22日に暴力団排除・薬物乱用防止教室が行われた。
第一部では、福岡県警本部組織犯罪対策課の南部容子氏より暴力団排除について講話をいただいた。暴力団に関する現状や今の暴力団の特徴として、犯罪の手口が巧妙になっていることや、SNS上での被害などの事例をお話しいただいた。最後に、被害に遭わないために「関わらない」ことと「困ったときは相談する」ことの大切さを伝えられた。
第二部では、本校の卒業生で弁護士の堀内恭彦氏より薬物乱用防止について講話をいただいた。薬物の危険性や薬物への誘惑が身近に存在することなどに加えて、薬物に関する犯罪がなくならないという現状で、「自分が被害に遭わない」ことだけでなく、犯罪を取り締まることや依存から抜け出せない人の支援、良識ある大人としての行動をとることなど、「社会の一員としてどう向き合うか」を考えてほしいと語られた。
生徒たちにとっては、暴力団や薬物に対する正しい認識を得ることだけでなく、自分を律し適切に行動することの大切さを再認識するための良い機会となった。