第1学年創志研修

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第1学年 創志研修










 

 

 

 

4月26日(水)

 創志研修初日、朝から雨が降っている。今日は、福岡高校の創立100周年記念招待試合の応援に行くため、生徒たちはいつも使っている傘に加え、様々な色の雨合羽を持参し登校してきた。日頃の時制と違い、8時に講堂に集合し開講式だ。 開講式では館長先生からの挨拶、深堀学年主任からこの研修の目的が話された。入学当初から何度も話されてきた『自律・自立』がキーワードである。開講式が終わると、各クラスでバスに乗り春日公園に向かった。研修①はラグビーと野球の試合における全校応援である。あいにくの天気により野球の試合は中止になったが、ラグビー部の部員諸君には全校生徒の熱い応援が伝わった。

 学校へ戻るとすぐに研修②が行われた。3年生2名から、修猷生として学校生活をいかに過ごしてきたのか話される。2名の先輩が共通して口にした「やらないでする後悔より、やってする後悔がいい」というメッセージは生徒の心に響いた。

 

4月27日(木)

 8時40分に講堂へ集合し、さっそく研修③として修猷館が設立された歴史をDVD(筑前藩校絵巻)で鑑賞し、その後研修④として、泉先生、糸山先生から福岡や本校に縁のある5人の偉人が紹介された。貝原益軒、金子堅太郎、廣田弘毅、中野正剛、緒方竹虎がどのような活躍をしたのかを学んだ。 午前中最後の研修⑤は、卒業生の松藤圭亮さんから「イケてる修猷生になろう!」というテーマで講話が行われた。いつにも増して真剣に耳を傾け、メモをとる様子がみられ、充実した時間が過ごした。

 昼食を挟んでの研修⑥は、3名の文系の先生と2名の理系の先生より「学びの本質」について講話が行われた。様々な教科の様々な角度から、学ぶことの難しさや学問の結びつきについての話がなされた。

 2日目最後の研修⑦は、各クラスに分かれてのクラス討議である。クラス委員の司会で、将来の夢や目標について語っていく。あらためてクラスメイトを知る機会に、多くの教室で活発な討議が繰り広げられた。

 

4月28日(金)

 最終日の午前中は、研修⑧として油山にてオリエンテーリングを行った。オリエンテーリングとは、地図と方位磁針を使い時間内に決められたチェックポイントを回っていく競技である。スマートフォンで検索すれば、最新のマップが手に入る環境のせいか、紙の地図を初めて使うという生徒の多さに驚いた。生徒たちは、悪戦苦闘しながらもグループ内で協力し、雄大な自然にふれ、仲間との絆を深めていた。優勝は10組。閉講式の際に館長先生から賞状が贈られた。オリエンテーリングが終了すると、青空のもと昼食をとり学校へと戻った。

 研修⑨は各クラスで討議を行う。本日は私服での登校であるため、いつもと教室の雰囲気が違う。このクラス討議では、1年間共に過ごす仲間へメッセージを送っていく。この研修を通して打ち解けた様子の生徒たちは次々と教壇へ立ち、仲間への想いや自らの目標を語っていく。そして、最後の研修⑩はクラス代表が全体の前で将来の夢や目標を語る「立志会」である。どのクラス代表も堂々としたスピーチで大変素晴らしいものとなった。 3日間で10の研修と慌ただしくも充実した日々を過ごし、研修を終えた生徒たちは確実に大きく成長した。『真の修猷生』を目指す彼らの活躍に、我ら教員一同は多いに期待している。

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