着任式・始業式
4月6日、平成29年度がスタートした。 新しいクラスメイトとともに講堂に入場した生徒たちは、厳粛な面持ちで講堂での諸儀式に臨んだ。
管理職着任式
初めに、3月の異動で福岡高校から着任された岡本圭吾教頭の着任式が行われた。館長の紹介のあと、岡本教頭は「自分は生徒時代、教員時代と二度修猷館にお世話になり、生徒として教師として修猷館には心から感謝している。このたび教頭として戻って来られて大変光栄に思うとともに、自分のモットーである『かっこいい男』『すてきな女性』を育てていけるよう尽力したい。」と挨拶された。
新転任者着任式
今年度本校に新転任された先生方は、下記の7名である。
世戸口辰也 教諭(福岡高校から転任・英語科)
福崎 泰規 教諭(新規採用・地歴科)
篠崎 晴美 事務次長(筑前高校から転任)
矢野 桂子 事務主査〔司書〕(福岡工業から転任)
田中 明子 主任主事(博多青松高校から転任)
市川 雄大 常勤講師(理科・生物)
町居 桜 常勤講師(国語)
代表して世戸口先生が「修猷館という大きな器のなかで最善を尽くしたい。」と挨拶をされた。
始業式
続いて前期始業式が行われた。初めに館長式辞。江口館長は「年度初めの本日、今年一年をどう過ごすのか、今何をなすべきかが問われている」と語り始められ、「仲間に対して説得力のある行動を取れ。自分の殻を破れ。」と力強く訓示された。その後生徒職員全員で声高らかに館歌を斉唱して式は終わった。
部長講話
引き続き行われた、教務、生徒、進路、教養の四部長による講話の梗概
平野教務部長:ソーシャルメディアの顕著な傾向として「沈黙のスパイラル」がある。これは似た者同士が集まり、異質なものを排除し、言うべきことを言えなくなってしまう悪弊のことである。本校が大切にしている「多様性」や「自由闊達」の校風はその対極にあるものだが、果たして時代の悪弊に染まらず健全であると言えるだろうか?
渡邊生徒部長:九州新幹線の800系列車の模型を生徒に示し、この列車は急勾配が多い九州の風土で本州並みの高速運転ができる性能を持っている。しかし、この列車の最も優れた点は自分で走りながら線路や架線の点検ができる点である。自分で走りながら自分が点検できる、これを自立という。本校がモットーとしている「不羈独立」「自由闊達」もここにかかっている。
境進路部長:客観的に自分を見つめ直し、いいスタートを切ってほしい。
糸山教養部長:自立と挑戦を目指した一年であってほしい。